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都議会ヤジ騒動に見る 日本の女性差別 [政治]

想定外に世間が騒いだからか?

自民党 石破茂幹事長
「発言者は名乗り出て謝罪すべきだ」と言われたからか?

自民党 野田聖子政務会長
「安倍首相の成長戦略を否定しかねない発言だ」と批判されたからか?

海外から
「このような性的差別が女性の社会進出を阻む一因」とバッシングされたからか?

いずれにしても、当初は「議会としては発言者を特定しない」としていた
都議会自民党の吉原修幹事長が23日、記者会見で謝罪し、

これまた当初は発言を否定していた鈴木章浩都議
「早く結婚すればいい」とやじを飛ばしたことを認め、
塩村文夏議員に直接謝罪しました。

18日の都議会で起こった「セクハラやじ」騒動は、
鈴木都議が自民党会派を離脱し、
吉原幹事長が頭を下げ、
幕引きをはかろうとしているようにも見えます。

今日にも安倍首相が女性の活躍を推進する内容の法案を提出するとあって、
バタバタと動いた感じですね。


騒動から5日も経ってからの謝罪・釈明

それぞれの記者会見を見ても、「議員は辞めず、再発防止に努める」とか
「2020年に東京五輪がある中で、反省すべき問題。
女性差別はどこの場所でもすべきではない」とか
適当なつじつま合わせで、何とか切り抜けようといった感じがありあり・・・

本当に、塩村議員に対する性差別的発言に対して
謝罪の意があるのか疑わしいように思われます。


鈴木議員は
「塩村議員を誹謗中傷するつもりはなく、少子・高齢化の中、早く結婚して頂きたいと思って・・・」
などと言っていますが、それつまり、
塩村議員の質疑内容に対してではなく個人に対するやじということになりませんか・・・?

根底には、「女性は結婚して子供を産んで家庭を守るべき」
という固定観念があればこその発言のような気がします。
つい口を衝いて出てしまった台詞なら尚更の事、本心でしょう。

思想は個人の自由だし、表現も個人の自由ですが、
やはりTPOと自分の立場、情報拡散の威力を弁えるべきでしょう。


一女性都議の訴えを軽んじず、
最初からもっと真摯に向き合うべきだったのではないでしょうか?

「政治」はまだまだ男の世界、男性の価値観が強く働いているんだなと思わせる一連の顛末。

海外から見れば、「政治は」が「日本は」になるかも・・・・


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